セミナー名 |
New!ブレグジット後の英国・ シンガポールなど |
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概要 |
世界経済全体の不確実性が高まり、また、さまざまな諸規制の施行、グローバル化の進展に伴い、日本企業が不測に負う可能性のあるビジネス上の損害が極めて多額になる傾向が見られます。 このような状況に対して、日本企業は内部的なルールの強化、報告体制の強化、または罰則の強化など、損害を防ぐために様々な手段を講じてきておりますが、企業不祥事が後を絶たない現状をみると、いわゆる締め付け的な防止策は限界にきていることが窺えます。
本セミナーでは、英国の法律事務所及びシンガポールの法律事務所の弁護士、日本及び米国での資格を有する日本人弁護士及び公認会計士が、英国・東南アジア・日本でのビジネス及びリーガルにおける最新情報及び法的・会計的問題点をご紹介しながら、「締め付け」ではない、「内発的動機」に基づいて企業の各構成員自らが積極的にルールを創生し遵守することができるアプローチ、コンプライアンス態勢の構築のためのポイントをわかりやすく解説します。
セミナー後のレセプションでは英国を代表するスコッチウィスキー ジョニーウォーカーのテイスティングセッションをご用意いたしました。是非お気軽にご参加ください。
【プログラム】
◆13:00「英国における法規制およびコンプライアンスに関する最新情報」・英国贈収賄防止法を中心とした最新情報の解説
●スピーカー Matthew Bland氏:外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ、パートナー(イングランド及びウェールズ法ソリシター) コーポレート部門所属。M&A、ジョイントベンチャー、資本調達、企業再編を中心に担当。FTSE100企業をはじめとする大手多国籍企業のアドバイザーを務めており、戦略的M&Aや資金調達のほかコーポレートガバナンスに関する助言も行う。金融、ヘルスケア及びコンシューマーセクターの案件を多く手掛ける。Chambers and Partners UK “Corporate/M&A: High-end Capability” 部門において著名弁護士として選出された(ロンドンオフィス在籍時)。リンクレーターズ勤務歴21年、うち11年間パートナーとして勤務。2018年より東京オフィス所属。
Sarah Martin氏:外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ、カウンセル(イングランド及びウェールズ法ソリシター。外国法事務弁護士登録申請中) 紛争解決部門所属。大型係争案件を多数担当してきたほか、訴訟および仲裁案件にも精通している。特に複数法域にわたる案件を得意としており、英国、香港、シンガポール、韓国、米国等の海外当局が関与する各種調査対応も行う。日本の商社に14ヵ月間出向した経験を活かし、日本企業へのアドバイスを行っている。
※SIMON Murfitt氏から変更になりました
◆14:00「英国における最近の会計スキャンダルと規制対応の動向」・近年進展している英国での企業不祥事の事例解説 ・英国において規制の進展及び示唆している動向考察 ・これらの動きから学び、活かせることを考察~特に海外子会社管理について
●スピーカー 田中 武 氏 : 増田パートナーズ法律事務所 顧問 公認会計士(日本及びワシントン州) 91年早稲田大学教育学部卒業。95年公認会計士試験合格、監査法人トーマツ入所。米国留学、会計事務所などを経て11年米国公認会計士(ニューヨーク)登録。19年より増田パートナーズ加入。上場企業をはじめとする、法定、任意の会計監査のグローバル化、高度化の変革期において第一線で活躍。IFRS、SOXなど新基準の導入、及び内部監査の導入及び実施の経験多数。M&A、IPO、内部統制等リスクマネジメント、フォレンジック会計など、公認会計士の監査以外でも豊富な実績を有す。どのようなアドバイザリー業務の領域でもグローバルレベルでのサービスを提供する。
◆15:00「シンガポールにおける国際仲裁・調停の最新動向」・グローバルコンプライアンスリスクが顕在化した際に機能するシンガポールでの国際仲裁が果たすべき役割と最新の問題点 ・シンガポールにおいてどの紛争解決手段をどのようなメルクマールで選択すべきか?ーケーススタディから学ぶ ・シンガポール調停法(2017年)の概要及び最新情報並びに本年8月7日に調印されるシンガポール国際商事調停条約について
●スピーカー SIRAJ OMAR, SC 氏 : Drew & Napier LLC. Advocate & Solicitor (Singapore)/Solicitor(England & Wales)/Senior Counsel 紛争解決、複雑な商業訴訟および国際仲裁を専門とする。シンガポール裁判所での実務経験を有し、弁護士および仲裁人として国際仲裁に定期的出廷している。「The Legal 500 Asia Pacific」にてシンガポールにおける紛争解決の主導者として選出される。シンガポール首席裁判官。シンガポール法学会、公認仲裁人協会およびシンガポール仲裁人協会でフェローシップを開催。ロンドン国際仲裁裁判所および国際防衛弁護人協会のメンバー。シンガポール法学会理事を歴任し、2009年より諮問委員会のメンバー。
◆16:00「グローバルリスクマネジメント・コンプライアンスを見直す際の視点」・コンダクトリスクに対応するためのコンプライアンスの在り方 ・真にコンプライアンスを機能させるために必要な組織のマインドセットと、とるべき方策~会計スキャンダルを含む英国でのリスクを前提に ・海外子会社管理としての研修の在り方について
●スピーカー 増田 英次 氏 : 増田パートナーズ法律事務所 代表パートナー 弁護士 87年中央大学法学部卒業。90年弁護士登録、西村総合(現 西村あさひ)法律事務所入所。00年~02年メリルリンチ日本証券株式会社法務部長(リテール部門)・執行役員。03年米国コロンビア大学ロースクール卒業(LL.M.)。06年ニューヨーク州弁護士登録。08年増田パートナーズ法律事務所設立。日本証券業協会等のコンプライアンス委員会、倫理委員会委員をはじめ、複数の上場、未上場会社で社外取締役、社外監査役等を兼務。また、多くの一部上場企業及びその子会社で役職員研修に従事。
◆17:00レセプション・交流会ジョニーウォーカー ブランドアンバサダーの金子亜矢人ベンツェ氏をお招きし、ラグジュアリーウィスキーの味わい方やブランドの歴史などのテイスティングセッションを行います。この機会に英国を代表するスコッチウィスキー ジョニーウォーカーの最高峰を是非お愉しみください。
●ブランドアンバサダー 金子亜矢人ベンツェ 氏 80年米国サンフランシスコ生まれ。幼少期は日本とハンガリーで過ごし、その後渡米。大学卒業後は米国のレストラン2店舗の総支配人として勤務、ウィスキーの道へと進み14年よりモエ ヘネシー ディアジオ株式会社に入社。業界での豊富な経験を活かし、現在はジョニーウォーカー ブランドアンバサダーとして全国各地でイベントやセミナーを実施。毎年スコットランドを訪れ世界で最も多くの蒸留所を保有するディアジオ社の蒸留所を巡りジョニーウォーカーのブレンドの世界を学び、ブランドの魅力を多くの人々に伝え続けている。
※海外スピーカーの講演は英語となります。(日本人弁護士による簡単な通訳あり) ※当日は受付にて名刺を1枚頂戴します。 ※セミナープログラム内容は予告なく変更になる場合がございます。 |
開催日 |
2019年07月29日(月)
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開催時間 |
13:00~17:00 (受付開始12:30~、レセプション・交流会17:00〜18:00) |
会場名 |
都内 ※場所についてはメール(セミナー案内、受講票)でのみのご案内となります。 |
講師名 |
●増田パートナーズ法律事務所 代表パートナー 弁護士 増田 英次 氏 ●増田パートナーズ法律事務所 顧問 公認会計士(日本及びワシントン州) 田中 武 氏 ●弁護士 Matthew Bland 氏 ●弁護士 Sarah Martin 氏 ●Drew & Napier LLC 弁護士 SIRAJ OMAR, SC 氏 |
受講料 |
10,000円(税別) |
定員(名) |
80 |
主催・協力 |
主催:増田パートナーズ法律事務所 後援:レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |